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この花なんのはな


この花なんのはな

Lのトショウは畑作り素材。
苗木の間曲付けして培養し、鉢上げ後基本枝を構成したようである。
杜松も素材的に見ると有望なもので、趣味家が実践してみると杜松の面白さがよく判ると思われる。
イラスト及び仕上げの状態から幹筋の動きがお判りいただけるだろう。
曲付けは作業後の姿がよリシンプルで好感が持てる。
山樹の杜松が少なくなり、貴重なものとなりつつあることから素材作りにも注目したいものである。
黒松と同様、力強い印象の杜松は、手を加える程度でまったくできが違ってくる。
ピンセットと鋏の手入れが最もよく似合う樹種で、初夏〜夏の作業が重要となってくる。
素材の作業後の手入れは、@数多く小さな芽が吹けば、不要なものは切り去る。
A基本的には摘み込まないで伸ばし放しにしておく。
使用する枝のうち、曲付け(基部)しておく部分は針金をかけていく。
B夏にあまり混み合うと、内側に残した小枝が弱るから、不用な芽は鋏で切り取る。
同時に、枝の下側に出る小枝も除去する。
C来年まで植え替えないで肥培して力をつける。
秋はあまり切りつめない方がよい。
万葉集では大伴家持が。
澄んだ心で次のように詠んでいる。
我が宿のいささ群竹吹く風の 箭のかそけきこの夕かも 葉の一葉、 一葉を流れきて流れ去る爵律の感動。
我々も時にはわずかでも、そのような時間ち持ちたいものである。
ヒ野の国龍博物館に。
,六祖徴竹周』梁措の画があろ。
竹を着る刹那の竹に鉈を当てた瞬開に割然として悟リが開けたと、一。
局われるが、ニニまでくれば、俗人にはかなりの範離はあろとしても。
乎凡な中の神秘惟が感じられる。
満涼で高稚。
節操と美徳の面影をたたえ人をひきつける魅力をらち続ける竹に、いかなる方法でも関わる。

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