石屋の犬はネコが好き



接ぐ場所が決まったら、位置を決めて印をつけておきます..この樹に施されているのは、幹にドリルやキリで穴をあけ、接ぎ穂を通して接ぐ通し接ぎです。
通す枝の樹皮を剥いだりすることはありませんが、通した後は、幹と穴との間の隙間を癒合剤で埋めることを忘れずに。
また、ただ通して接ぐのではなく、理想的な枝つきとなるよう角度も検討し、接ぎ元近くに芽あたりがくるように接ぎましよう。
作業後は通常管理をしっかりと行ない、枝の生長と穴を肉巻きしようとする幹の生長を促します。
接ぎ穂を切り離す際の目安は、接ぎ穂の先の方が明らかに太った頃(約-年)。
なお、接ぎ穂には一切切り込み、勇定は行なわず、古葉、新芽とも残して伸ばします。
この他、幹と接ぎ穂を削って接合させる呼ぴ接ぎ法もあります(イラスト参溺)。
原理は同じですが、こちらは傷が巻くのに時間がかかるのでくれぐれも正面から見て接ぎ口が裏側になるよう注意して下さい。
枝接ぎの適期は3月〜6月、また9月頃ですが、4-5月に行なうと活着が早く、枝づくりにも早くとりかかれます。


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