ここは、女性でありながら太い足で世界の地ヘガッシリと根をおろした人物を見習い、まずは大きな気持ちで、完成木に挑戦してみましょう。 一回芽切りは特殊な作業か。 正月過ぎから、葉抜きの作業に入ります。 完成木は、ほとんど徹勢が平均化されてはいます。 だから、完成木なのですが、それでも枝の芽の強弱が必ずでてきます。 芽の強弱を均一化させるためにも、葉抜きは行わなけれぱなりません。 古葉も新葉も葉ぬきをします。 並行して行ってください。 冬の間に古葉も新葉もぬいてしまうと樹勢が落ちるのではないかと、思われるかもしれませんが、静岡や愛知の黒松の本場では、二月下旬になると芽が動きだしてくるものもあります。 芽が動きだし枝に力がついてこないうちに、葉ぬきをしなけれぱ効果がありません。 正月過ぎちから遅くとも4 月上旬までには葉ぬきをしておきたいものです。 基本的に葉ぬきは、強い部分は3〜4枚残し、弱い部分はできるだけ残すこと。 完成木は、前に述べたようにほとんど平均化しているわけですから、ローソク枝を切るというミドリ摘みの作業はしなくてもいいでしょう。 次に芽切りの時期です。 6月25日〜7月10日の間に、一回目の芽切りを行います。 羊の数は豚よりも多い。 もっともよく知られ、また影響力の強い羊毛市場は、いまでもロンドンにある有名な"羊毛取引席である。 イギリスはまた毛織物の製造で世界をリードしており、大規模な紡績工場がヨークシャー州、ランカシャー州やスコットランドにある。 アメリカ合衆国は第二位で、仏、日本、イタリアやドイツがそれに次いでいる。 こんにちの有用動物の調査では、羊の数が筆頭である(九億五〇〇〇万頭)。 羊は[食肉用よりも]羊毛の供給源として重要視されている。 ]九五八年には、世界中で「まだ脱脂していない」羊毛の生産量は、二二七万一〇〇〇トンにものぼった。 おもな羊毛生産国は次のとおりである。 中国とインドの羊毛の生産量にかんする統計資料は人手不可能であるが、たぷんこの両国の合計 数量は、全世界の約二五パーセントにあたるほどであろう。 世界中の豚の数は、羊や牛の数のおよそ半分で、一九五七-五八年の推定では約四億五000万頭であった。 食肉源としての豚は、一般に牛に次いで二位にランクされているが、たとえばデンマークやドイツでは、もっとも重要な食肉用動物である。 右の表であきらかなように、ソビエト連邦と中国の合計は、世界中の豚の数のほとんど三分のOにも達している。 けれども、この両国では白国内で豚肉が大量に消費されるので、世界貿易の 上で、この物量は何ら重要な役割を果たしていない。 ふつう罐詰めにされるが、豚肉の主な輸出国はアメリカ、南アメリカ諸国、そしてヨーロッパではデンマークである。 |