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この花なんのはな


この花なんのはな

荒木には、夢があります。
今、人に見向きされなくても、10年たち観賞にたえられるような樹となり、また20年後には国風展や大きな展示会に飾れるような名品になるかもしれません。
ただし、荒木を前にしたとき、あなたは樹に対してかなりの責任をもつことになります。
将来の名品となるか、あるいはしようもない樹となるか、それを決定する第一歩となるからです。
荒木だから、気持ちを楽にして白在に取り組むのも結構ですが、将来、少なくとも10年後のある程度の予想図を描きながら、取り組む姿勢が必要です。
その将来の夢を見て樹をつくる、盆栽をする大きな喜びでしょう。
まず、ミドリ摘みの作業から説明しましょう。
5月に入るとローソク芽が長く伸びてきます。
樹冠部などとくに大きく伸びて、日陰になってしまうフトコロ枝の芽は、弱くなります。
このまま放っておくとさらに芽の強弱が拡大されてしまいます。
とくに荒木の場合は、樹勢が均一化されていませんから、さらに芽の強弱が拡大されます。
そこで5月の葉の開かない時期にローソク芽を半分ほど折りとってやれば、芽元の力を均一化させることができます。
そして、この後、6月20日〜7月10日の間に芽切り作業を行います。
現代のイギリスでも、羊は羊毛よりも食肉用に飼育されている。
いずれにしても.羊毛はオーストラリア、二畠ージーランドおよび南アフリカから供給されている。
イギリス産のマトンは、海外の冷凍マトンよりも評価が高い。
もちろん冷凍肉は、衛生上または栄浅上の見地から非常にけっこうなものである。
この点では、ヨーロッパ大陸での一般的な印象とは反対に、イギリス人は食通である。
何世紀ものあいだ、羊はイギリスにおいて公的な名誉ある地位を占めてきた。
たしかにピカデリー広場には羊の記念碑はないが、上院の大法官は赤布で覆われた羊毛詰めのクッションの上にすわる。
これは有名な上院議長の席である。
女王エリザペス一世の統治期間[在位一五五八ー:ハ 〇三年]には、国家の富の象徴としてこのことが決められており、羊がそのほかの象徴と見なされることはなかった。
たとえば、潔白と従順を示すキリスト教会の神竿像などのように。
羊毛製のビーバー・ハット 何千年ものあいだ、男女用の別なく上着は羊毛製であり、下着も細い羊毛でつくられてきた。
そして、中世から現代まで、帽子は羊毛のフェルトでつくられてきている。
けれども、一八世紀挺は一流の帽子屋は、かれらの商品をビーバーの毛皮製1こういうと優雅にきこえるーであると宣伝した。
「しかし、これらの商品のほとんどすべては羊毛製であった。
ウサギの毛はほとんど用いられず、またあるものは実際にカスター(ビーバーのラテン名).ハットとよばれているが、ビーバーの毛は私たちの帽子にはまったく使われなかった。
なぜなら、ビーバーの毛はたいそう貴重なもので、こんにちでは、いわゆるカスター・ハットの全量をつくるほど十分に供給することができないからである」 以上の解説者G・C・ラフは、一七九二年にヒッジを利用した別な製品についても述ぺている。

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