灌水の目的。 鉢植えは、植木鉢という隈られた範囲の中て生活し、かつ生長することを強いられています。 限られた用土は.当然限られた水の供給源を意味しますから、人工的に水を供給してやらなければならないこともまた当然で、これは鉢植え人の一つの責務でもあります。 このように潅水とは、水の供綸ないし補給という主圓的をもつものといえます。 そしてこの孝え方は少なくても誤りではないけれども、潅水のすぺてであるとは言いきれない多くの意味をもっております。 では潅水とは何か。 フユノ八ナワラビの胞子葉は黄色味を帯び、力タヒバも別名コカネシタというように黄葉しますから、冬に暖かみある姿を見せてくれます。 玄関先や応接間などで、こんな山野草のひと鉢と出会えればお客さんもきっと心暖まる思いがされることでしょう。 培養・作業フユノ八ナワラビはこれまで登場してきた山野草の中ではやや持ち込みが難しい草と一三目えます。 夏場は地上部が消えてしまうために、うっかりすると忘れて失くしてしまう場合があります。 また、年中[口なたに置いておく必要があり、冬は風よけをしてやらねばなりません。 日照に留意するとともに水排けよく作ってやることが大事です。 肥料は春ー普通、夏11少なめ、秋11多めに与えてやります。 他はいずれも作りやすい草ですので、フユノ八ナワラビを基準に培養を考えていけばよいでしょう。 シバの葉を細かく作るには刈り込みをまめに行なえばよいでしょう。 力タヒバについても同様のことが言えます。 |