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絵日記


絵日記のこえ

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アカマツの枯損跡地への植栽には、アカマツやクロマツの抵抗性個体が選抜され、育苗されておリ、また、中国産の馬尾松の花粉を黒松の雌花に人工交配した雑種「秘鞄概」や北米産のテーダマツなどが使われている。
アカマツの形態 常緑針葉大高木のアカマツは高さ三〇ー三五メートルに逮し、胸高直径は大きいものでは二.五メートルにもなります。
若木や成木の上部の樹皮は薄く、赤褐色なのでアカマツと呼ばれているが、老木の下半部は暗赤褐色となリ、厚く亀甲状に裂ける。
枝の先につく頂芽は赤褐色、卯状円柱膀で、先が反転する多数の鱗片におおわれ、鱗片のヘリは糸状に長く裂けている。
クロマツは樹皮が暗灰色で、頂芽が灰臼色.卵状円柱形であリ、ヘリが糸状の鱗片がそリ返えらないところが逮う.頂芽が伸びるとすらりと長く、俗に松の緑といわれている。
下半部には鱗片葉のみがあり、上半部に針状葉がつく。
一般に松葉と呼んでいるものは、基部に極く短い短枝と数枚の鱗片があリ、それにアカマツでは二本の長針葉がついている。
葉は針状で長さ七ー一ニセンチ、クロマツに比べて細く柔らかく、クロマツほど緑がこくない。
アカマツのまだ短い新葉を見ると、二本の針葉が綱い円柱形に向き合っている。
それゆえ、針葉の横断面は半問形でしょう。
断面の中央には維管束が二個あり.樹脂道は下表皮に接して三ー九個ある。
クロマツも同様に横断面は半円形であるが、樹脂道はみな葉肉内に位置して三ー一一個ある。
アカクロマツでは樹脂道の位置が中阻型になっている。

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