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絵日記


絵日記のこえ

具体的には左右の粒土の調整や施肥量の加減などで、根の発達をコントロールするわけです。
そして植え替えの都度、その根の量を上部の枝葉の量に見合ったものにし、将来は、均一の粒土、均一の施肥によっても樹勢の安定が得られるようにすることになります。
こうした作業が必要になるのは、たとえば正面の変更により植え付け位置が変わる場合、また、これまで主要な枝だった太枝を抜いたために左右の枝葉のバランスが崩れた場合などです。
上にその具体的な例を図示しましたので参照して下さい。
役枝の長短と植え付け位置 なお、枝葉の総量とも関連はしますが、主要な枝の長さ(枝張り)も、それが左右いずれに出ているかによって、視覚的な安定感から植え付け位置と関連します。
つまり、右に強い差し枝があれは、鉢の右側に空閲が必要とな砂、蜜為S枝S鱒こ高の木、あるいはより高木感を現わそうとするものであれぱあるほど、むしろ下枝を喰い付きにし、その上部に効き枝を配したほうが効果的といえます。
こうした直幹の場合も、やはりその長い効き枝のある側に鉢の空間が必要となります。
具体的には、鉢の右側に空間のあるボンサイは右勝手、左側に空間のあるボンサイは左勝手ということになります。
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雌球花は受粉して胚珠内に花粉を取り入れたのち、その年には大きく発育しないで、秋には小さい楕円形、長さ約一センチほどの大きさで冬芽の基部についている。
翌春になって受精がすむと肥大をはじめ、秋には俗に松笠と呼ばれる球果が成熟する。
球果は卯状円錐形、長さ三〜五センチ、幅二・五〜三・五センチで、熟すと種鱗を開いて翼のある種子を散布する。
アカマツの球果はクロマツに比べてやや小形であり、球果の表面に露出している菱形または不規則な五角形の部分は、種鱗の先端部分であって、中央のへそに小突起があり、四方に放射状の条線がはしっている。
種鱗は木質化して大きく目立つのに、琶鱗は花のときの大きさとかわ17ない小さいままで、種鱗の外面基部に痕跡状に残っている。
アカマツの品種 アカマツには樹形、樹皮、葉の形や色、そして球果などに特徴をもった園芸品種が多数 山採り素材を仕立てる時、誰しもその樹の良さを景大限に生かし、欠点を景も少なくするような樹形構想をたてます。
しかし、白ら山採りを行なう入には「活着」を最優先せざるを得ないという事情があり、それは時として山で生、乙ていた角度などを基準としてその樹を見てしまうという悪い影響をおよぼすことすらあります。

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