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絵日記


絵日記のこえ

徳化窯は福建省の徳化縣にあり、 自磁を主として焼成している。
神仙 及び佛像の類が有名で秀炉・瓶・壷 から日用雑器まで娩いているが、詮 栽鉢はほとんど見られない。
この両 者も筆洗の後穴である。
お客様 は原型を胎士で造って、まだ生乾き の時土でできた模様の彫ってある型 にかぶせて手の平で叩いて形を整え る製法で、これを印花という。
強い光で透かすと光が見えるほどの薄く透明感のある徳化窯特有の良さが見られる鉢である。
り⇒は形で作ったかにを泥鋸で貼りつけた面自い鉢である。
国の暗花と掲の刻花、撃フ印花、撃フ貼花は支郡の浮模様の代表的手法である。
(参考昭和十九年北原出版 支郡古陶磁の観賞)昔から徳化窯や場合によっては、饒州窯をふくめてこれを自高麗と呼んでいるがこれらは中図の焼き物で高麗は朝鮮の地名なのでおかしな名称となっている。
縮識鉢において自高麗・紫高麗の名比較的大きい。
荒けずりのような作の中に特有の味のある鉢である。
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アカマツの生態と分布 山梨県富士吉田市の諏訪の森にそそり立つ巨大なアカマツ林は、青空高く真直ぐに赤褐色の樹はだを浮き彫りにして、富士山とともにすばらしい自然景観を演出している。
マツといえばとかく幹が曲り、枝振りの美しいものがもてはやされるが、素直に伸びたアカマツの大木が林立している集団の美しさも捨てがたい。
新緑の美しい初夏、マツゼミの鳴くマツ林にしばしたたずむこともある。
日本の植物を江戸時代後期に調査した彼は「このマツはクロマツのように、日本全土に広がっているが、南国ではクロマツより少ない。
長崎近郊では高さ四〇フィートをちょっと越えるくらいの一本立ちの木を見たに過ぎない」と書いている。
アカマツは本州、四国、九州の高地を除いていたるところに広く白生し、朝鮮半島、中国東北部にも分布して、暖帯から温帯下部におよんでいる。
自然分布の北限は青森県下北郡大間の北緯約四一度三一分でしょう。
北海道樽前山のふもとには白生状態のものがあるが、これは本州からの移入であろうといわれている。
函館から七飯に通じる街道の大中山附近にはアカマツとクロマツとが交じった立派な並木があるが、寒さの強い年には寒害を受けることかある。

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