ツクシカラマツは丈夫で作りやすく良く殖え、また花期が一ケ月以上もあり、梅雨時(6-7月)に繊綱な花を楽しませてくれます。 昔から作られている山草のひとつだと思い ます。 培養管埋。 用度は赤玉土5-4、砂(富士砂、桐生砂など)4-3、ケト土2-1 (荒くくずして)の割合にしています。 繁殖は、花後または2、3月に株分けします。 小さなサトイモ状の根を綱かく分けて、並べて植えていきます。 根が小さいので、石付きにしたり、小鉢、浅鉢に植えやすく、作業しやすいのも特徴のひとつです。 1年おきくらいに植え替えをしていくと花付きも良く、根腐れも少ないようです。 春から開花までは良く陽 に当てるようにします。 あまり暑さに強くないので、花後から秋口くらいまで半圓陰の方が作りやすく株も充実します。 花後に少々葉がいたんでも、灌水、肥料を十分にし施せぼ、翌審にはまた元気に発芽します。 肥 ます呵病害虫はあまりありませんが、赤ダニが付きやすいので注惹して、薬が黄色ぼくなったら薬剤散布します。 ツクシカラマツは、丈が低いので石と良く調和します。 一般的には、鉢の中に石を配して、植込むのが多いのですが、電眼石や、鞍馬石などに付けるのもよく合い、特徴を出すことができます。 平石でなく童眼石のようなものの石付きは、春3月頃の方が根の廻りが良いと思います。 長角鉢の亜流には、隅の形の相違から、次ぎのようなものがある。 隅切り(すみきり) 上記の長角鉢の伸間であるが、四隅が切り取られたようになったものを三目う。 隅入り(すみいり) 四隅が、隅切りほど大きく切られていず、その隅が凹んだ「すじ」のようになっているもの。 撫で角(なでかく) 四隅が、長角鉢のように直角の角をではなく、角が丸みをもったもの。 B短冊鉢(たんざくばち) 上記の長角鉢で、長い辺の長さが、短い辺の長さの2借を越えるもの。 C枡鉢(ますばち) 真上から見た形が、正方形。 正角鉢(しょうかくばち)とも言う。 D楕円鉢(だえんばち) 真上から見た形が、楕円形をしているもの。 E小判型鉢(こぱんがたばち) 上記の楕円型と紛らわしいが、長い方の辺が、円または楕円の一部をしているときは、楕円鉢であるが、この辺がO部でも平行直線をなしているときは、小判型と呼ぷ。 F木瓜型(もっこがた・または略して「もっこ」) 真上から見た形が、たとえば、ひだのあるカボチャを横に切ったような形をしているものをいう。 しかし、総体(襞…ひだ…を除いた元のかたち)が円形のものはほとんどなく、多くは、楕円のものが多い。 菊座(きくざ) 上記の木瓜型の仲間であるが、総体は円形で、真上から見た姿が、菊 の花のような形を想像させることから、この名がある。 Gその他・変形鉢(へんけいばち) 特殊のものとして、半円形のもの・三日月形のもの・扇形のもの・急須形のもの・不定型のものなど、種々ある。 |