サルスベリは病気に弱い欠点があるので、梅雨時期には多発して愛好家を悩ませたものである。 この優れたサルスベリから、実生によって作りやすくかなり丈夫なタイプが選別され、現在の小品鉢植えの素材として使われている。 素材の入手は容易。 鉢植え店か、各地の鉢植え会に問い合わせされたい。 優良なタイプの素材が出回っているので、安心して求められる。 病気の予防。 サルスベリの小品鉢植えは素材にポイントがある。 一股的に使われているのは庭木になっている、普通サイズのサルスベリではなく、やや矮性の一才性が多い。 アメリカのコーネル大の開発とされている、一才サルスベリの選別種である。 この一才性は花色も多彩、赤、紫、ピンク、自、などがあり、実生の一隼生で開花する「本物の」 サルスベリの鉢植え化にはまず、病気の予防が肝心である。 特にウドンコ病が出る。 出てからでは止まらない。 芽が伸び出したら、2-3週間に→回ほど殺菌剤を散布する。 サルスベリは頻繁に芽摘みをくり返して仕立てる。 梅雨の頃も芽摘みした後、若い芽がつねに伸びている。 こうした新芽が病気になりやすい。 枝作りに入った街などは殺菌剤を替えるなどして、10、20日に一度くらい予防する。 こうした予紡ができない場合は良くない。 |