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絵日記


絵日記のこえ

サルスベリは病気に弱い欠点があるので、梅雨時期には多発して愛好家を悩ませたものである。
この優れたサルスベリから、実生によって作りやすくかなり丈夫なタイプが選別され、現在の小品鉢植えの素材として使われている。
素材の入手は容易。
鉢植え店か、各地の鉢植え会に問い合わせされたい。
優良なタイプの素材が出回っているので、安心して求められる。
病気の予防。
サルスベリの小品鉢植えは素材にポイントがある。
一股的に使われているのは庭木になっている、普通サイズのサルスベリではなく、やや矮性の一才性が多い。
アメリカのコーネル大の開発とされている、一才サルスベリの選別種である。
この一才性は花色も多彩、赤、紫、ピンク、自、などがあり、実生の一隼生で開花する「本物の」 サルスベリの鉢植え化にはまず、病気の予防が肝心である。
特にウドンコ病が出る。
出てからでは止まらない。
芽が伸び出したら、2-3週間に→回ほど殺菌剤を散布する。
サルスベリは頻繁に芽摘みをくり返して仕立てる。
梅雨の頃も芽摘みした後、若い芽がつねに伸びている。
こうした新芽が病気になりやすい。
枝作りに入った街などは殺菌剤を替えるなどして、10、20日に一度くらい予防する。
こうした予紡ができない場合は良くない。
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中国鉢の輸入時代による区分 中国鉢は、昔は支那鉢(しなばち)と呼んでいたが、これもその輸入した時代により、色々な呼び方がある。
@古渡(こわたり) これは正確に何年までに輸入したものという、厳密な区分はないが、だいたい200年以上前に輸入したものと見るのが正しい。
これは、鉢を作る技術の過程などから、足の形などで、だいたい区分が出来る。
古渡鉢は、もともと鉢を目的として製造したものではなく、墓所の線香立てにしてあったものを、日本人が目をつけて輸入したものだと言う説があるが、定かではない。
土目が非常に良く、時代が経っているから、風格が高い。
形は一般にやや深いものが多い難はあるが、それだけに、作りは良く出来ている。
更に、時代が古く、希少価値を伴うもので、非常に重視されている。
A中渡(なかわたり) 古渡鉢の素晴らしさに感動した日本の業者が、支那に行き、形を指定して焼かせたもので、明治から大正中期にかけて輸入したものと考えられる。
「古いという希少価値」を除けば、鉢ヒしての使い易さ・形などから、最も優れたる鉢は、この中にあると言っても過言ではない。
近年、これらのものの中から、時代の乗っているものを指して、古渡鉢と称している傾向があるが、本来古渡鉢は、「切り足」の形からして違うのでしょう。
B新渡(しんとう) 大正中期から、昭和戦前にかけて輸入したもので、量が非常に多くなったため、質的には、優劣の差が大きい。
C新新渡(しんしんとう) これは、戦後社会主義中国になってから作られたもので、用土の質は変わっていないが、(ノルマで作る関係かどうか)製作は乱雑に近いものがあり、肉厚で重いものが多く、優れたものは少ない。
新新陶と書く向きもある。
大正常とは? 大正時代に、支那鉢の優秀性に感動した日本の陶芸家が、支那鉢に似せて作ったもので、「落款」で多いものは、「せんしりんせい≒と「きんかぞういん」がある。

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