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絵日記


絵日記のこえ

表三分に裏七分。
これは猛樹の枝や葉のことを言い表した言葉で、昔のオヤジが風呂からあがったところを想像してください。
昔の男衆は風呂あがりにドテラを着用したものです。
ドテラは寝巻によく似た和服で、背中を重点にした着物ですから前にはなにもありません。
丸裸では格好がつかない。
そこでフンドシや腹巻をしたのです。
これを真上から見ると、表(正面)に三分、背中(裏)には七分となるわけで、ボンサイの枝や葉もこのように付けるとよいのです。
筆者は松などの針金かけの場合「これは裏だから枝は多く付けるが、表になにもないとスッピンに見える。
そこでプラジヤーとフンドシを付ける」と解説しています。
ビギナーが針金かけで最初に突き当たるのが、枝は左右に割り振りするが。
前と後ろの枝を邪魔にすることです。
左右だけに枝があって前後にないものは、鰈の骨のように見えることから、「アバラ骨作り」となって失敗します。
前校は後ろ枝より短いものがよく、ブラジャーとフンドシとは言い当てて妙と思います。
前後に枝のないアバラ骨作りは、鉢植えに重要な「奥行き」もなく、薄っべらになって価値は下がります。
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絵を描いたものは「絵紫泥」と呼ばれる。
梨皮泥(りひでい>と呼ばれる鉢は、分類的には紫泥に含まれるべきものと思われるが、粘土で型を作るとき、度焼いた陶器のかけらを混ぜ合わることにより、特殊の肌を作る。
2 白泥(はくでい) これは、鉄分を含まない粘土を用いて焼いたもので、明かに別のもの.でしょう。
これも、粘土の種類は多く、また粘土を練る過程の違いでも差がでてくる。
次に、和の種類による呼び名。
ただこれは、単に粕の種類と言うに止なく、焼きものとしての美しさはない。
考古学で、「縄文土器」などと呼ばれるものは、これに属し、陶磁器類としての価値は低いが、古典価値が取り沙汰されている。
ただ、鉢として使う場合は、価格が安く、通気性があり植物の生育に適しているため、「駄温鉢」とよび花丼栽培の養成や、安値な花弄類の販売に用いられる。
2 陶器(とうき) 「焼きもの」を焼くとき、その温度が800℃から1200℃の間にあるときは、これを陶器と呼ぷ。
日本の世界に誇る鉢植えに使う鉢も、家庭の食器類も、大部分はこれに属する。
「泥もの」の中の高価な鉢も、焼く温度区分から見れば、大部分はこの陶器に入る。

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