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絵日記


絵日記のこえ

台風の跡 素材選択。
基本的には一曲ある部分があればよい極論すれば、この一曲さえなくてもつまった節間の一節さえあれぱ、可能なのであるが、完成まで最短時開で作ることが、当面の問題であるため、基本型をこの一曲ある素材におく。
(イラスト、現物等参照) 小物のボンサイとしての基本を踏まえ、かつ将来性ある樹形の作出が目的であるから、素材当初のこの一曲の役割は大切となってくる。
素材発見、または計画から取り木等、培養を経て、約7-8年で大体の骨組み、枝順の基礎ができあがる。
一曲ある素材とは。
自然樹あるいは庭木に、一曲ある部分を見つければよい。
この曲のある部分は根元部分の古肌を帯びた辺りでもよいし、枝先の青昧のある部分でもよい 。
山樹の素材で全体的な山モミジ鉢植えに適したものを見つけるとなるとほぽ不可能に近いのが現実だが、この一曲ある部分を見つけれぱよいのである。
山モミジの探繋で自然でなければできないような屈曲ある部分の面自さを見つけれぱよいのである。
具体的にはすでに自肌となり、急激な曲の部分であり、太みは2p〜7p以上あってもよい。
目的の樹高が10p程度、15p・20p以下等いろいろであるが、太さと曲のまがりの程度によって様々あると面自いと思われる。
庭木などで曲をつくっておくことも可能性の高い方法である。
この場合、曲付けする位置に注意したい。
春伸長し、節間を伸ばして夏期を通し伸びつづけた山モミジは、秋に 入ると節間がつまってくる。
この部分に一曲をつけておくのである。
節間のつまった部分を利用するのは、山モミジ小品鉢植え作りの最も大切なところである。
このシリーズを通して、いかに節間をつめて作るかをくり返して紹介してゆきたい。
薬効成分として分析されているのは、枝や幹、根などにアルカノイド系のペルペリン、バルバリン、オキシペリン、ヤマロペリンなどが見つかっており、これらの成分を口に含むと、苦いが、この苦味が殺菌性に富んでいて、最近になって整腸効果もあることがわかってきました。
薬用として用いる場合は、根、枝、幹いずれも使用可能ですし、1年間いつでも採取しても薬効成分の含有量には変化がないようですから、他の薬草木と違って大変便利です。
民間薬として使用する場合急性結膜炎(はやり眼)、ただれ眼などには、3-5日日干ししたメギの根皮を症状に応じて5-159を200tの水が半量になるまで煎じ、冷えてからガーゼなどでこし、この原液で1日4.5回眼を洗います。
この原液は下手な薬局の眼薬より効果はありますのでためしてください。
扁桃腺や口内炎、咽喉炎などには2-3回のメギを200tの水が半量になるまで煎じ、1日何回でも原液でうがいしますと、(平均2日)効果はてきめんに現れます。
健胃、整腸にはメギ2-39を200tの水が半量になるまで煎じ、3回に分けて食後に服用します。
ただし、多量に飲むとかえって害になる恐れがありますから注意を要します。

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