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絵日記


絵日記のこえ

枇松酒もしばしば 欧州の物踏に壷場ずる(たとえばチェコの小脱「シュペイクの冒険ヒには、ネズミサシ禰を飲むと、頭が痛くなって困るという話が出ている。
先年発見さ花たアルプス氷河の狩人のミイラの持ち物の中に、栗やネズミサシの実が入っていたという。
日本人にとってネズミサシ(ネズ)が身近な樹木であったと同様、歯代の欧州 人にとってもネズミサシは圓につく樹であったようだ。
今回紹介するのは伊勢ネズミサシの中品樹。
伊勢ネズミサシは小品樹などの小さい樹が多いが、現物の樹は太幹の中品サイズである。
足元の神なども伊勢ネズミサシとしては荒々しく変わった印象。
ともかく、中品の樹高の貴重な山樹である。
鉢でも持ち込みが長く、以前は整姿の手が入って仕上りに近い樹であったと思われる。
樹高の点からも葉性の点でもなおざりにされてきた素材でなく、愛好家のもとで大切にされた時期があった木である。
ある時何らかの事情で、大ようで、ガレ気味になったか、樹勢を落とし整姿までの期間を枝を伸長させて樹勢をつけているところである。
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サンシュユに限らず、実もの樹種の多くは若樹のうちは徒長枝を多く伸ばし節間も長くなるものです。
素材としても足元が長く、屈曲の少ない面白味のないものが多くなります。
そこで矮化剤を有効に使用し、節間を短く作る技術の開発が待たれるわけです。
ナンシュユについては樹づくりの段階で、徒長枝の節閥を縮めておくこと、そしてその枝を幹や大枝に利用していくのが良いと考えられます。
こうした節間のつまった枝では、切り込みもかなり自在になります。
特に小品や中品に仕立てる場合、第1節、第2節の短さが生命となることは理解いただけると思います。
サンシュユは新梢の先端に花芽分化します。
つまり切り込みだけではうまくいかない場合もでてくるわけです。
樹勢の強い樹に使う 一例として次のような場合が考えられます。
ある程度の骨を持ち、しかし枝が間伸びしている。
サンシュユにはこうした切断した枝を持つ素材が多いものです。
この切り口から新芽を伸ばし立て替えや、枝作りに入ることになります。
そこで矮化剤を使用し、徒長枝の節閲を短くしておくわけです。
走らせたい場合、翌年普通枝のように徒長します。
古樹の場合は矮化剤などは必要ありません。
あくまで矮化剤は樹種の特性と組み合わせ、樹勢の強い場合に使用すべきでしょう。

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