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絵日記


絵日記のこえ

日本では本州から九州まで、平野部の雑木林から、低山の日当たりの良いところに生える山柿です。
実物鉢植えとしては代表的な種類なので誰でもが知っていると思われるので、あえて栽培方法を説明する必要はないでしょう。
しかし、過去にはこんな樹形作りがあったのです。
それは根を幹として見立てて鉢植え作りされたということです。
このような樹は近ごろトンと見掛けません。
この作りは根伏せから仕立てるため、ご存じの通りカキの根は黒い色をしており、完成樹になると黒幹の樹に実を付けたさまは、通常のヤマガキとは一風変わった野趣の風情があり、別種のような鑑賞価値があります。
したがって、明治や大正時代には変わった作りとして、持てはやされたそうです。
現代のヤマガキ鉢植え樹形を否定するわけでは毛頭ありませんが、このような過去の技術を消し去ってしまうのは大変おしいと思いますので、復活させたく紹介したいと思います。
是非とも作って欲しいと願います。
全国的に自生している樹種ですし、鉢植え園や園芸店などでも入手は簡単です。
使用する部分は根ですから、地上部より根に曲線を持っているものが最上の条件です。
根伏せに使用する根の太さは、小指から親指ぐらいまでが発芽しやすいので、そのぐらいの根を採取します。
根伏せの方法は根の採取適期と保存方法 はじめは山野から採取するか、すでに鉢植えに仕立て中の根を、植え替えの際に一部を切り取って根伏せの素材とします。
しかし、根伏せ用の根の採取時期は、晩秋から初冬にかけてが適期なので、カキの植え替え時期では発根率が悪いことを承知していて下さい(中国産の老爺柿・常磐柿なども同じ方法で根伏せができるー上記の種類は細根でも発芽するが、園芸的に改良された柿の品種類の根は、発芽しにくいので原種にかぎる)。
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ツル梅モドキ ニシキギ科の雄雌異株のツル性落葉樹。
日本の世界に誇る鉢植えとしては味のある樹種です。
山採り樹を作り込んだ盆樹をしばしば見ますが、数は多いとはいえません。
苗の生産も少ないものですが、山野にはしばしば白生していますので採取も可能です。
その場合、10月頃の実成りの時期を選び、実際に実付きの樹を採取します。
棚場では実を付けるためには雄樹も必要ですから、実生するか挿し木して、別に1鉢用意した方が、結果がよいようです。
実の成り方は、新梢の基部、2〜3の側芽が花芽分化しておこります。
翌春この花芽分化した葉は、何枚かの葉を開きます。
開花は4月下旬ー5月。
6月頃、実となり、10月に黄、色く熟します。
この実はしばらくすると3裂し中から赤い実がのぞくわけです。
種子はさらにその中に入っており、なかなか手の込んだ仕かけとなっています。
実を付けた枝は、切り戻すことができませんので、数年に一度は実をあきらめて切り返し、枝作りをやり直すことが必要となります。

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